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何かを得れば何かを失う、何かを失えば何かを得る。 - 本で出会った素敵な言葉 vol.0165

 

【投稿者】

30代 女性

【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】

何かを得れば何かを失う、何かを失えば何かを得る。

 

【タイトル・著者】

美輪明宏「ああ、正負の法則」

 

【その言葉が好きな理由・感動した理由】

私は手に入るものは全て欲しいという物欲がございました。物欲だけではなくて幸せで楽しい出来事のみ自分に降りかかって欲しいと思っているときもございました。 しかし、この言葉は欲しいものを手に入れたとしたら何かを失うのだと言っております。 例えば、美しくなりたいと美貌を手に入れて誰もが羨む美女になったとします。その代わりにその美女はその外面にばかり人は見てしまい、その中身の人間性を見てもらえないかもしれません。これを金銭的裕福になった場合に例えると、その分その金品を狙おうとする方々が群がるかもしれません。食事に例えるなら、美味しくて高カロリーなものは食べているそのときはとても幸せですが、その分身体は不健康になってしまいます。 物事は良いことと悪いことの両面があり、そのどちらかを取ればどちらかを失う。そのことを深く学ばせて頂いた言葉であり、自身の生きるための指針になっているために好きな一文として挙げさせて頂きます。

【本の内容】

この地球には、世にも恐ろしい法則、すなわち「正負の法則」があります。この方法を理解し、生活に取り入れて、上手に生きていくための「人生のカンニングペーパー」としての一冊。
第1章 自分自身の“正”と“負”を知る(あなた自身の“正”と“負”
“正”と“負”は必ずある ほか)
第2章 私の“正負の法則”(戦前の生活
人生の裏街道を見ながら ほか)
第3章 “正負の法則”を生活に活かす(商売上のこと
食生活は人間の基本 ほか)
第4章 すべてを手に入れてしまったら(金ピカの刑務所
王たちには自由がない ほか)
第5章 登りつめたら下るだけ(栄枯盛衰は世の常、盛者必衰の理あり
ジュリアス・シーザーの頃から ほか)