青い鳥:モーリス・メーテリンク - 私の人生に影響を与えた本 vol.0126
【投稿者】
30代 女性
【人生に影響を与えた理由】
子どもの頃初めて、長編の本を読むきっかけになったのがメーテルリンクの童話『青い鳥』です。 今から20数年前に学研から出ていた、かわいい絵がついた児童書籍が家にありました。 夜、両親や家族に本を読んでもらうのが好きで、その中でも大作な『青い鳥』は少し大きくなったころ、兄弟が生まれて増える前に母親から離れて祖母といっしょに寝る頃に読んでもらいました。 兄弟を大切にしなくてはいけないとか、思いやりや善意のある選択をいなければ自分が辛い状況になるとか、ものがたりに出てくるキャンディーの精が自分の指を折っておなかの空いた子供に飴を上げるやさしさとかを学び、初めて人を思いやる心を学べた本でした。
【内容】
クリスマスの夜、チルチルとミチルは、光の精に連れられ、犬やネコ、パンたちと幸せの青い鳥をさがしに冒険の旅へと出かけます。幸せの青い鳥はどこにいるのでしょう。そして、どこにいたのでしょう。