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グッバイ・レーニン - 私の人生に影響を与えた映画 vol.0100

 

【投稿者】

20代 女性

【人生に影響を与えた理由】

映画「グッバイ・レーニン」見てからドイツの歴史に興味を持ちました。大学の専攻もドイツ史を勉強できる大学を選びました。映画の中で描かれている旧東ドイツの生活スタイルが素朴ながらもおしゃれに描かれていて、どこか懐かしさを感じ、魅了されたのです。またまるで鎖国のような閉鎖された空間でどれだけ家族や友達の影響が大切なのかを思い知らされました。私のドイツとの関わりを人生で初めて持たせてくれたのが、この映画でした。

 

【内容】

激動の時代、その変化に翻弄される東ベルリンの家族の姿を温かく綴ったファミリードラマ。ベルリンの壁が崩壊した時に昏睡中だった母親が、東西ドイツ統一直後に意識を取り戻すが、母にショックを与えないために、その息子・アレックスが東ドイツが消滅していないように奮闘するさまをユーモラスに描く。ドイツでは公開当時、歴代の興行成績を塗り替える大ヒットを記録し、各国の映画祭でも絶賛され、数々の賞に輝いた。誠実すぎる行動がコミカルな展開をもたらす主人公・アレックスに扮したダニエル・ブリュールは本作品で一躍注目を集め、その後ドイツ本国のみならずヨーロッパ各国の作品やハリウッド映画でも活躍。人気と実力を兼ね備える俳優として、その存在感を示した記念碑的な作品でもある。