本棚

本や映画の情報サイト

「すべて自分が悪い」と責任を背負い込むのは、「自分ががんばれば、物事はすべて上手くいく」という万能感の裏返しでもある - 本で出会った素敵な言葉 vol.00065

 

【投稿者】

40代 女性

【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】

「すべて自分が悪い」と責任を背負い込むのは、「自分ががんばれば、物事はすべて上手くいく」という万能感の裏返しでもある。

 

【タイトル・著者】

片田珠美「「自分が絶対に正しい」と思っている人に振り回されない方法」

 

【その言葉が好きな理由・感動した理由】

私は家庭でも仕事でもなんでも自分がやろうとして一人で頑張りすぎてしまう方です。でもこの文を読んで、自己犠牲を払って「人のために頑張っている」となんでもかんでも一人でやろうとするのは、実は傲慢な考えなのだと気づくことができました。自分が頑張りすぎていることに気付いた時、この言葉を思い出して、肩の力が少し抜けるようになりました。仕事や家庭で周囲の人に協力を頼むのも、少しずつですができるようになってきました。

【本の内容】

■■「もう、この人とは無理……!!」という人間関係を変えられる本!■■

「お前は言うことを聞いていればいいんだ」
「君のためを思って言ってるのに…」
「私が間違ったこと言ってるっていうの?!」

職場、家庭、友人、ご近所づきあいで、こんなパワハラ・モラハラ人間に苦しめられていませんか?
普通なら抵抗できるところを、相手の異常な気質とあなたの性質が重なって、
つらい関係を生み出してしまっているのです。
本書では、まず「自分が絶対正しい!」と思い込んでいる人間の、
3大パターンを詳細に解説します。
そして、そうした人間がどのようにして攻撃するのかを紹介。


■■人間関係の弱点は、自分で気づかないうちに出ている■■

次に当てはまる人は、もうすでに“標的”になっているかもしれません。

□食事の席で、「私も同じので」と注文しがち
□「自分が悪かった」と思いやすい
□人の話を素直に信じることが多い
□失敗の穴埋めは早めに済ませたい
□つらくても、「耐えればいい」と考える

“いい人”ほど、周りに気を遣い、そして挙句の果てには、
「大迷惑な人」に振り回されてしまうのです。
どういった人が、人生を台無しにされてしまうのか。
この本で一気にわかることでしょう。


■■「分析ぐせ」と「プチ悪人」のススメ■■

本書で、著者が対処法の大きな軸としてるのは、
「分析ぐせ」と「プチ悪人」というもの。
どんな会話でもあえて相手の裏の心理を探ってみたり、
「はいはい、また同じこと言ってる」と心の中で客観的に捉えたり……
「いい人」が少しだけ「イジワルな視点」を持って人と接することで、
人間関係ががらっと変わり、生きやすくなるのです。

本書内では、それらの具体的な方法を紹介。
つらい人間関係を手放すための知識・対策が満載!
ベストセラー『他人を攻撃せずにはいられない人』の著者の“決定版”です!!