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いくら思いを巡らしても、過去は変えられない。過去をひきずっていると、最高の自分になる力が損なわれるのだ。 - 本で出会った素敵な言葉 vol.00066

 

【投稿者】

40代 女性

【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】

いくら思いを巡らしても、過去は変えられない。過去をひきずっていると、最高の自分になる力が損なわれるのだ。

 

【タイトル・著者】

エイミー・モーリン「メンタルが強い人がやめた13の習慣」

 

【その言葉が好きな理由・感動した理由】

この本を読んだ頃、私は離婚をしたばかりで、失敗に終わった結婚生活について悩み苦しんでいました。過ぎたことが忘れられずクヨクヨしていたのですが、この言葉を読んで、自分の愚かさに気付きました。変えられない過去にこだわって、これからの自分さえも粗末にしてしまうのは本当に馬鹿馬鹿しいことだと思います。私は自己憐憫にひたることで現実と向き合わず、今自分が本当に考えなければならない問題から逃げていたのです。今でも過去のトラウマに襲われることはありますが、大切なのは「今自分が出来ること」なのだと、気持ちを切り替えられるようになりました。

【本の内容】

全米で話題のセルフヘルプ決定版、邦訳!

あなたの一番悪い習慣が、あなたの価値を決めている。
メンタルが強くなれば、最高の自分でいられる。
主婦から兵士、教師からCEОまで役立つ、新しい心の鍛え方。

01「自分を哀れむ習慣」をやめる
02「自分の力を手放す習慣」をやめる
03「現状維持の習慣」をやめる
04「どうにもならないことで悩む習慣」をやめる
05「みんなにいい顔をする習慣」をやめる
06「リスクを撮らない習慣」をやめる
07「過去を引きずる習慣」をやめる
08「同じ過ちを繰り返す習慣」をやめる
09「人の成功に嫉妬する習慣」をやめる
10「一度の失敗でくじける習慣」をやめる
11「孤独を恐れる習慣」をやめる
12「自分は特別だと思う習慣」をやめる
13「すぐに結果を求める習慣」をやめる

***

この本は、著者のメンタルが極限まで弱った時に誕生した。
23歳で母をくも膜下出血のために亡くし、26歳のときに夫が心臓発作で突然逝ってしまうという不幸に見舞われたエイミー。
愛する人を失って泣き、怒り、仕事を休んでひきこもり、心に決めた。
泣きながら残りの人生を過ごすなんて、まっぴらだと。
だからこそ、打ちのめされそうな自分を支えるために、いつのまにか染みついた13の習慣をやめることを。
名もなきセラピストが綴ったブログ「メンタルの強い人がしない13のこと」は投稿5日後にウェブ版Forbesに転載され、その2日後には1日100万以上に読まれる人気記事に。書籍化が決定した。

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人は誰でも、13の習慣をやめることで、メンタルを強くできる。
メンタルが強い人は、それが最悪の状況だろうと人生最大の危機だろうと、なんとかうまくやる方法を知っているタフな人たちだ。
誰もがもっている13の思考習慣をやめれば、折れずにしなるレジリエンスな生き方ができる。
複雑なあれこれに振り回されていようが、とんでもなく不安だろうが、自信がまるでなかろうが、トラウマを抱えていようが、大丈夫!