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私をスキーに連れてって - 私の人生に影響を与えた映画 vol.0019

 

【投稿者】

40代 女性

【人生に影響を与えた理由】

それまで、何でも中途半端に、なんとなく過ごしていました。 この映画を見たとき、スキーを通じて仲間や恋など、とても楽しそうに感じて、当時大学に入学したこともあり、スキーのサークルへ。 サークル自体はそれほど楽しくは無かったのですが、スキーの楽しさにのめり込み、社会人になってからは(映画の影響で)スキーはブームが続き、会社の人、友達の友達、社会人サークルなどでスキーに行く機会も増え、友達も沢山できました。スキーはその後、一級まで取得。スキーのおかげで、友達も増え、また、何一つ中途半端だった私に、根気とヤル気がプラスされ、人として自信がつきました。思えば、あの映画が今の私の原点だったとだと感じています。

 

【内容】

スキー用品メーカーに勤める文男は、冬のゲレンデでOLの優と出会い、恋に落ちる。しかし、2月14日に万座で行われるスキーブランド発表会の準備に忙殺され、優となかなか会えない文男。そこで発表会当日、文雄は優のために、ともに志賀へ行くことを選ぶのだが…。 流行の最先端を追う企画編集集団ホイチョイ・プロダクションの、第1回映画製作作品である。それまでの日本映画にはなかった軽やかで、ファッショナブルなラブストーリーを実現した。松任谷由実のヴォーカル曲の数々が、巧みにツボを押さえている。また、グッズにこだわる馬場康夫監督の演出も、当世若者のニーズにうまくこたえていた。この手の作品に不可欠ともいえるラブシーンをあえて描かなかったあたりも、センスを感じさせる。スキーウエア姿の原田知世がとても可愛い。(的田也寸志)