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人間失格:太宰治 - 私の人生に影響を与えた本 vol.0095

 

【投稿者】

30代 女性

【人生に影響を与えた理由】

等身大で偽りのないそのままの主人公の心情が描かれていて、複雑に偏屈に物事を捉えてどうしようもない人間は自分だけだと考えていたが、この本に出会って人間誰しもそんな考えをしていてどうしようもない箇所はあるものではないかと考えることができました。自分だけではないというだけで他人を上に見る事も無くなり、自然に他人に声を掛けたりすることができるようになりました。この本に出会わなければ、ずっと自分の考えはおかしいのではないかと考え、他人と添うことはできなかったと思います。

【内容】

「無頼派」「新戯作派」の破滅型作家を代表する昭和初期の小説家、太宰治の長編小説。初出は「展望」[1948(昭和23)年]。自分の幸福の観念と世の中のそれが、まるでくい違っているような不安に悩む大庭葉蔵の半生を自意識過剰に描いた、太宰文学随一の傑作。臼井吉見が言うように、太宰文学の「最高のかたち」の「遺書」であるとともに、日本近代文学を代表する作品。

 

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