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雪国:川端康成 - 私の人生に影響を与えた本 vol.0086

 

【投稿者】

50代 男性

【人生に影響を与えた理由】

この本を初めて読んだのは、高校1年の時でした。 それまでは、漫画だけを読んでいました。 少年の頃はアンデルセン童話やグリル童話などを読破していましたが、ただ読んだだけでした。 国語の教科書に記載されている小説も読んではいましたが問題として読んでいたので感情は動きませんでした。 そんな折、映画で雪国を見て読んでみたいと興味を持ちました。 有名な作品でしたから名前だけは知っていました。 古本屋で、雪国を購入して読んだ時、初めて、これが文学書と言う物なんだなと感じました。 駒子の生活や感情の動きを通して、生活の情緒と言うものを初めて感じたように思います。 映画では描き切れない内容が、小説の中に詰っていました。 それからは夏目漱石など他の作品も読むようになりました。 この雪国が、私に小説を読む楽しさを教えてくれたきっかけになった本です。

【内容】

親譲りの財産で、きままな生活を送る島村は、雪深い温泉町で芸者駒子と出会う。許婚者の療養費を作るため芸者になったという、駒子の一途な生き方に惹かれながらも、島村はゆきずりの愛以上のつながりを持とうとしない――。冷たいほどにすんだ島村の心の鏡に映される駒子の烈しい情熱を、哀しくも美しく描く。ノーベル賞作家の美質が、完全な開花を見せた不朽の名作。

 

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