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「定常経済」は可能だ!:ハーマン・デイリー - 私の人生に影響を与えた本 vol.0029

 

20代 男性

 

2016年4月頃に読みました。この本は経済成長するよりも持続可能な経済を目指そうよと訴えている本です。私はこのとき就活をしている中、何度も成長ていう言葉を聞いており、嫌気がさしていました。私は大企業であるにも関わらずシェアを伸ばそうとするような企業の成長や経済成長に疑問を抱いていました。そんな中、この本と出会いました。この本を読んで、アベノミクスを始め景気対策自体が茶番であると言う持論が固まりました。この後の参議院選挙での自分自身の投票でも深い影響を及ぼしました。

 

 

枯渇する資源、激変し悪化する環境、格差や貧困の拡大…。「成長」崇拝は私たちに持続不可能な社会をもたらした。いま人類は、「経済のあるべき姿」の再考を迫られている。なぜ現在の「成長経済」ではダメなのか、「定常経済」とは何か、どのように移行していけばよいのか。2014年の「ブループラネット賞」受賞者でもある環境経済学の大家が、日本の環境ジャーナリストの問いに平易に答える、第一級の「定常経済」入門。

 

1 なぜ「定常経済」が必要なのか

「経済成長」に頼って問題解決ができない時代

本当に温暖化問題を解決するには

「空いている世界」から「いっぱいの世界」へ ほか)

 

2 「定常経済」とは何か

定常経済」の着想と戦い

「定常経済」とは何か

なぜ経済学は「成長」にしがみつくのか ほか)

 

3 どうやって「定常経済」へシフトするのか

「うまくいかない成長経済」から「定常経済」へ

持続可能な経済への移行には、考え方の移行が必要

「定常経済」へシフトするために必要な「一〇の政策」