崩れゆく放送と通信の垣根。パブリックアクセスの終着点。 - 本で出会った素敵な言葉 vol.0171
【投稿者】
20代 男性
【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】
崩れゆく放送と通信の垣根。パブリックアクセスの終着点。
【タイトル・著者】
堀潤「僕らのニュースルーム革命」
【その言葉が好きな理由・感動した理由】
この本は過去の報道の形や、これからのメディアのあり方を教えてくれるものです。 ネットやスマートフォンが発達した現代では、全ての人間が当事者としてニュースに参加できる時代になりました。 変わりゆく時代の流れを丁寧に書いてくださっています。 NHKで働いていた堀さんだからこそ、書ける内容が詰まっています。 NHKも含めたテレビ局の大きな問題は、自分自身も知らなかったことが多く衝撃的な内容なので、もっと沢山の人に知って欲しいと思いました。 是非読んでみてください。
【本の内容】
オープンジャーナリズムとパブリックアクセスにテレビとニュースの未来がある。 テレビとニュースはこう変わる! そのすべて。 NHKの人気アナウンサーだった著者はなぜNHKを辞めたのか。311以後、Twitterなどを駆使し、原発事故原因や被災地の現状などについて独自の現場取材に基づく発信を続けたが、上層部の指示によってTwitterが閉鎖された。もう国や組織に期待しては駄目だ。今こそメディアに関わる大勢の人々が原点を見つめ直し、自らの職に誠実になる時だ。これからの政治や社会の変化を見据え、新たなテクノロジーを駆使した市民自身の手によるニュースメディアを、テレビや新聞といった旧来の大手メディアの枠組みの外に、これまでになかった形で打ち立てる。そしてプロとアマチュアが協業し、責任を持って発信する21世紀型のニュースルームのモデルを築き上げることで、旧メディアの側にも否応なく改革を促していく。本書はその実現を目指すためのマニフェストだ!