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怠惰は一見魅力的に見えますが、ほんとに満足を与えてくれるのは、働くことなのです - 本で出会った素敵な言葉 vol.0115

 

【投稿者】

30代 女性

【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】

もしも幸福を勝ち取ろうとするなら、勤勉に働き、正しい行いをし、ギャンブルにふけったりすることがあってはなりません。怠惰は一見魅力的に見えますが、ほんとに満足を与えてくれるのは、働くことなのです。

 

【タイトル・著者】

アンネ・フランク「アンネの日記」

 

【その言葉が好きな理由・感動した理由】

最近は、働き方が多様化しています。真面目に誠実に働くとはどういうことなのでしょうか? 動画の投稿や、投資で儲けることは、いけないことなのでしょうか?そんなはずはないですね。 彼らは、頭を使って稼いでいます。 怠惰とはなんでしょうか? 向上心無く、仕事に望むことかもしれないですね。 慣れると、惰性で仕事ができるようになります。 暇つぶしに無駄話しをしたり、新人いじめをしたりと、うんざりする風景が広がります。 転職をすると、新人に戻るので、一瞬新たな気持ちになります。ですが、時間がたてば、同じことの繰り返しです。 理不尽な人事を目にすると、他人の昇格、昇給を喜ぶことができなくなります。 どうすれば、周囲に流されず、自分の仕事に誇りを持って生きられるのでしょうか? そもそも、今の職は、自分が自信を持って、やりたい、と言える仕事でしょうか? モード学園の社長の言葉、Γどう生きるかは、どう働くかだ」と言う言葉にとても共感し、今の自分の仕事にギャップを感じます。 以前は、働くことが好きだと自信を持って言えたのに、最近、遊ぶことが楽しいと思うようになりました。 ごく当たり前のことかもしれませんが、働くことが嫌いになっては、人生の大半の時間を、憂鬱に過ごすことになるでしょう。 15才のアンネのこの一節を読んで、自分の仕事ぶりが恥ずかしくなりました。 先ずは、自分が誇りを持てる仕事をしようと思います。

【本の内容】

アンネは両親のことをこんなふうに思っていたんだ…… 自分用と公開用の二種の日記に父親が削っていた部分を再現した「完全版」に新たに発見された五頁を追加。今明かされる親への思い