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人は鏡、万象はわが師 - 本で出会った素敵な言葉 vol.0107

 

【投稿者】

20代 男性

【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】

「人は鏡、万象はわが師」

 

【タイトル・著者】

丸山敏雄「万人幸福の栞」


【その言葉が好きな理由・感動した理由】

宗教的な内容を含む本で、特に宗教などに興味の無い私にとっては読むにあたって抵抗がありましたが、 知人の薦めで軽く目を通そうかと思いこの本を読みました。 内容は小学校の道徳の授業で読むような倫理的な事が多かったのですが、 この「人は鏡」の一説を読み、これまで人は人、自分は自分だから合わない人、嫌な人が沢山いて当然との考え方が一変して、 合わない相手だとか、嫌な人だと思うのは、自分がそう思っているからそうなのであって、 鏡に映った相手を正すのでは無く、自分が正しくなれば自然と相手も変わっていくという考え方を持てるようになりました。 何でも人のせいにするのでは無く、こういう理由で自分が変われば良いと考えることが出来るようになりました。

【本の内容】

純粋倫理という生活法則のエッセンスを凝縮して、わかりやすい標語にまとめたのが「万人幸福の栞17カ条」です。倫理運動の創始者・丸山敏雄が、膨大な執筆活動、講演、個人指導の中から抽出した17カ条は、人生の難問を明快に解決する集大成でもあります。 標語の中には古来から言われていたこともあれば、一見常識からはずれたようなこともあります。どれも実際の生活に活かせることであり、無条件にそのまま実行するところにこの言葉の値打ちがあります