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甘えない人が自立するのではなく、甘えた人が自立する - 本で出会った素敵な言葉 vol.00084

 

【投稿者】

50代 女性

【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】

甘えない人が自立するのではなく、甘えた人が自立する。10歳まではしっかり甘えさえる。そうしたら子供は心の安定したいい子に育つ。

 

【タイトル・著者】

秋橋大二、吉崎達郎「ようこそ初孫」

 

【その言葉が好きな理由・感動した理由】

10歳と言えば、小学生の低学年ごろ、しっかりした子は結構多いです。でもまだ甘えていいんだなと。なんでも早い時代なので、しっかりしていて当たり前のように感じていました。弟ができた5歳の孫を見ているとついつい、お兄ちゃんでしょうの言葉が毎日。甘えさせるときは甘えさせてあげないと、かえって自立しずらくなると言う言葉にはっとしました。生まれてまだ5年なのだから、60にもなる私と同じ風に思えるわけがないですね。とても良いアドバイスをもらいました。

【本の内容】

近年、孫育てに熱心な祖父母が増え、「イクジイ」や「ソフリエ」といった言葉も使われるようになりました。
核家族化が進み、増える母親の“孤育て"を防ぐためにも、「母親の心を支え、たとえ一時的にでも育児を担ってくれる祖父母の存在は、今の日本では、ますます重要になっていくのではないかと思います」と、著者の明橋大二医師は述べています。
同時に、「娘から、『今はそんなふうにはしない』と言われた」「孫におもちゃを買うと、親から叱られる」「孫の世話を頼まれるのは、うれしい反面、疲れる」など、祖父母からの悩みも多くなっています。
本書では、孫が幸せに育つために、大切な子育ての基本から、息子・娘夫婦と円滑につきあうためのヒントまで、子育てをサポートする立場として知っておきたいポイントを、マンガで楽しくまとめました。
授乳や離乳食、熱やケガについては、小児科医の吉崎達郎氏が、祖父母の疑問に答えています。
これから初孫を迎えられる方に、ぜひ読んでいただきたい1冊です。