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神は天にいまし、全て世は事も無し - 本で出会った素敵な言葉 vol.00072

 

【投稿者】

40代 女性

【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】

「神は天にいまし、全て世は事も無し」

 

【タイトル・著者】

モンゴメリ「赤毛のアン」

 

【その言葉が好きな理由・感動した理由】

赤毛のアンの小説の最後の台詞です。孤児から勉強して進学し、奨学金を得て大学にいく権利まで得たのに、育ての親であるマリラの病気のために全てを諦めます。しかし物事を前向きに捉え、マリラとの生活のために仕事を探し、通信教育で勉強をしていく計画を立てる。卑屈になるのではなく前向きに人生を捉え、自分を誇るでもなく言った言葉がこれです。人生には色んなことがあります、でもこれらはよくあることなのだ。そこからどう進むかが人生の課題。全て世は事も無し

【本の内容】

りんごの白い花が満開の美しいプリンスエドワード島にやってきた、赤毛の孤児の女の子。夢見がちで、おしゃべり、愛情たっぷりのアンが、大まじめで巻きおこすおかしな騒動で、だれもが幸せに--。