本棚

本や映画の情報サイト

誰だって壁にぶつかることはある でもその壁にはいくつもの通り道があいている 壁の高さばかりに目がいってよく見えないだけだ よくよく探せば壁をすり抜ける道がある - 本で出会った素敵な言葉 vol.00052

 

【投稿者】

20代 女性

【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】

誰だって壁にぶつかることはある でもその壁にはいくつもの通り道があいている 壁の高さばかりに目がいってよく見えないだけだ よくよく探せば壁をすり抜ける道がある

 

【タイトル・著者】

桂望実「嫌な女」

 

【その言葉が好きな理由・感動した理由】

私は「嫌な女」で心に残る文にたくさん出会いました。 「みんな思い通りにいかない人生を過ごしている。みんなそういうのを上手に隠しているだけ。」 「それでも生きる・生かされている理由がある」 「今日生きられたことに感謝すべき。残り少ない人生自分のためだけに使わせていただく。 あと何回食事ができるかしらと思ったら一回一回がとても大事に思えたんです。」 など。壁(悩み・不安・試練)にぶつかった時にこの本を読むと心が軽くなります。 それ(壁)を乗り越える方法はいくらでもある。 何もせずにただおじけずいてるだけでは前には進めない。 まずは一歩踏み出すことで道(未来)は開けると…。

【本の内容】

生来の詐欺師・夏子は男をその気にさせる天才。口癖は「これで終わるような女じゃない」。 がむしゃらに勉強だけをして弁護士となった徹子は、いつも虚しさを感じている。同い年で遠戚、たびたび夏子のトラブルの始末をさせられる徹子。したたかな女と不器用な女が向き合い嚙み締める人生を描く、桂望実、2年ぶりの長編! --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。