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「最下位」の人間には「最下位」の戦い方ってもんがあるんだよ。 - 本で出会った素敵な言葉 vol.0009

 

【投稿者】

40代 女性

【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】

「最下位」の人間には「最下位」の戦い方ってもんがあるんだよ。

 

【タイトル・著者】

西原理恵子「この世でいちばん大事な「カネ」の話」

 

 

【その言葉が好きな理由・感動した理由】

生まれ育った環境は貧困にまみれ、本人にとびぬけた才能も無い。 こんな人間が、貧困の連鎖を断ち切って勝ち上がってゆくことはできるのか。 著者の西原女史はそれを成し遂げました。 それはやはり、戦い方にコツがあったんだと思います。 才能のある人と同じ戦い方を、才能の無い人がやっても、勝負は目に見えている。 なら、自分に合った戦い方をすればいい。 そのためには自分を客観的に見る必要があるんだけど、それはなかなか難しい。他人に見てもらうのが一番の近道です。 引っ込んで思案している暇があったら、とにかく動いてみる。それで見えてくる道が必ずある。 この本はそれを教えてくれました。

【本の内容】

「生まれて初めて触ったお金には、魚のウロコや血がついていたのを覚えている」―お金の無い地獄を味わった子どもの頃。お金を稼げば「自由」を手に入れられることを知った駆け出し時代。やがて待ち受ける「ギャンブル」という名の地獄。「お金」という存在と闘い続けて、やがて見えてきたものとは…。「お金」と「働く事」の真実が分かる珠玉の人生論。