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耳をすませば - 私の人生に影響を与えた映画 vol.0158

 

【投稿者】

20代 女性

【人生に影響を与えた理由】

この作品に出会ったのは、私もちょうど劇中主人公と同じ年頃の時でした。高校受験を控え、将来のことについて考え悩む年頃。とにかく、なにも考えずに見始めたのですが、あれよあれよと物語に引き込まれてしまいました。主人公の雫と自分がクロスして、思い悩む場面も思春期のドキドキするような場面も夢中で見いってしまいました。同じ年頃だからこそ、共感できる気持ちがあり、どこか懐かしい気持ちもありました。自分の夢を見つけ、がむしゃらに頑張る主人公を見て、とても勇気付けられたのを覚えています。私も夢を見つけたい、こんな素敵な恋をしたい、と思えた素晴らしい作品だからです。

 

【内容】

<ストーリー> 月島雫は、明るく読書好きな女の子。中学3年になって、周りは皆受験勉強で一生懸命なのに、いつも学校の図書館や市立図書館で本を読みふけっていた。雫はある日、図書館の貸し出しカードに「天沢聖司」という名前を発見する。雫が読む本には必ずといっていいほどその名前があった。やがて、雫はひとりの少年と出会う。中学を卒業したらイタリアへ渡って、ヴァイオリン職人の修行をしようと決意している少年。その少年こそが「天沢聖司」であった。雫は聖司に惹かれながらも、将来の進路や未来、そして自分の才能にもコンプレックスと焦りを感じていた。やがて、雫は聖司の生き方に強く心を動かされ、聖司の祖父・西老人が経営する不思議なアンティークショップ「地球屋」にあった猫人形「バロン」を主人公にした物語を書き始めるのだった…。