明日に向かって撃て - 私の人生に影響を与えた映画 vol.0087
【投稿者】
50代 女性
【人生に影響を与えた理由】
ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドの銀行強盗のお話なのですが、今までのハリウッドの作品とは趣が違ってニューシネマと呼ばれる映画でした。夢物語ではなく、実際に沿った演出などで、新しい映画の時代を感じさせました。またお話の中に自転車が出てくるのですが、それを「フューチャー」と呼ぶのですが、1970年という新しい年になって、この映画を見てワクワクし、自分の未来にも希望が開けた感じがしました。映画は悲しいエンディングなんですが、最後に「next time」という主人公の言葉に、救われました。私にとって絶望の中にも「未来」と「次もある」という指針になりました。
【内容】
実在したアウトロー、ブッチとサンダンスが銀行強盗を繰り返すなかで夢を追い求めて自由奔放に生き、それ故に時代に取り残されていく様を、「スティング」「ガープの世界」等、名作を作りつづける名匠ジョージ・ロイ・ヒルが時にユーモラスにまたシニカルに描いていく。