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セント・エルモス・ファイヤー - 私の人生に影響を与えた映画 vol.0026

 

【投稿者】

40代 女性

【人生に影響を与えた理由】

最初のシーンで、大学生の男女7人が肩を組んで歩いているシーンがあります。「アメリカの大学に行ったら、こんな友だちができるかもしれない」と、英語に興味を持ち始め、留学したいと思うようになりました。グループ内の男女が両想いになったり別れたり、観た当時まだ高校生で、お付き合いしている異性もいなかったので、恋愛にあこがれるきっかけにもなりました。7人がそれぞれ悩みを持ち、またそれを打ち明け助け合う、恋愛感情があっても友達になれる、と教えてくれた映画です。

 

【内容】

大学を卒業して社会人となり、4か月後に再会した7人の若者たちの姿を描いたジョエル・シューマカー監督の青春群像劇。ロブ・ロウ、デミ・ムーア、アンドリュー・マッカーシー、エミリオ・エステベス、ジャド・ネルソンなど時の若手スターが勢ぞろいし、それぞれ異なる夢や希望、挫折、そして愛のドラマに、当時世界中の若者たちは魅了され、日本でもこれに倣った映画やTVドラマが多く製作された。その意味でも、まさに80年代を代表する作品ともいえよう。なお、彼らが集う酒場の名前が「聖エルモ」。異常気象のとき船のマストなどに起きる放電現象が「セント・エルモス・ファイアー」の語源であり、その火は嵐のとき船乗りに進むべき方向を教えてくれるとも言われている。