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十二国記シリーズ 東の海神 西の滄海:小野不由美 - 私の人生に影響を与えた本 vol.0176

 

【投稿者】

40代 女性

【人生に影響を与えた理由】

「失敗したら怒られるかな?」「失敗したら、みんながっかりするかな?」などなど、私は、小さい時から人目をかなり気にする子供でした。そのまま成長して、普通に就職もしましたが、人目を気にするあまりに窮屈な生活をしていた方だと思います。そんな折に、自分の信じる道を堂々と進んで行く主人公に惹かれました。そして、いつも堂々と自信満々でいるためのコツ・・・それは「文句があるなら、自分でやれ」。目からウロコでした!そうです、自分は何もしないのに文句だけ言う人・・・文句があるなら自分でやってみれば?です。おかげさまで、私も堂々とした性格になりました。さらに、私も、人様が一生懸命やってくれたことには、文句を言わずに受け入れられるようになりました。

【内容】

廃墟と化した雁(えん)国の復興に励む延王・尚隆と延麒(えんき)。幼い頃に出会った更夜の来訪になつかしさで一杯の延麒は、実は仕組まれた罠であることを疑いもしなかった。争いごとや殺傷を忌み嫌う麒麟を人質にとられ、雁国は怒濤の騒乱にまきこまれてゆくが──。 華麗なる筆致で運命の力を謳いあげる大スペクタクル。