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世に棲む日日:司馬遼太郎 - 私の人生に影響を与えた本 vol.0038

 

40代 男性

 

この本の中でメインで語られている吉田松陰と高杉晋作、そして彼らを取り巻く人々の生き様が描かれているこの本を読んで、此の世に生を受けた以上は何か事をなす生き方を目指すようにすべきだと考えるようになりました。
もちろんこれは小説なので史実とは違うことも多々あるのでしょうが、重要なのは実際に起こったことではなく、この本に登場する人物たちのように人生の目的を持って生きるということだと思います。まだまだ目指すべき生き方をしているとはとても言えませんが、私が人生の方向に多大な影響を受けた本です。

 

 

 

狂気じみた、凄まじいまでの尊王攘夷運動 幕末、長州藩は突如、倒幕へと暴走した。その原点に立つ吉田松陰と弟子高杉晋作を中心に、変革期の人物群を鮮やかに描き出す長篇