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「衝動買い」が止まらない!:金子哲雄 - 私の人生に影響を与えた本 vol.0191

 

【投稿者】

30代 男性

【人生に影響を与えた理由】

私がこの本の影響を受けたのは、テレビなどで流通ジャーナリストとして活躍された金子哲雄さんが、人生の集大成として、日本を不況から救い出してほしいという希望を込めて書かれた本だからです。金子さんがこれまで培ってきた知識や、知恵や、高すぎるほどの見識が凝縮されており、売り上げが伸びないお店などにとって、たくさん学べることが書いてあります。ついで買いや、人間の五感に訴えかけるマーケティングや、陳列の仕方など、多岐にわたるフルコースメニューを味わうことができます。内容自体は、中学生でも分かるように書いてあるので、手にとって読まれると、どのような立場の人でも、目が肥えて、必ず損をしない一冊になっています。

【内容】

<衝動買い←「需要創造」こそが不況脱出の鍵となる! >

皆さんは衝動買いをしたことがありますか?
実は私は、衝動買いが大好きです。
流通ジャーナリストである私は、世の中で流通しているさまざまなものの価格を調べることも仕事のうち。
スーパーマーケットやコンビニエンスストア、家電量販店などの小売店に日参して、さまざまな商品とその価格に触れている中で、
「あ、この商品を買えば、このように仕事につながるな」「この商品、とてつもなくお得な価格ででているぞ。買わなきゃ損だ」
などと考え、次の瞬間には購入してしまうのです。

ではいかにして顧客に衝動的に「買いたい! 」と思わせるか。
“つい"“思わず"買ってしまう売場、商品は、他とどこが違うのか。
明日からでも実行できる需要創造のノウハウがこの1冊に丸々詰まっています。

■テレビでは語られなかった「流通ジャーナリスト」金子哲雄の集大成
「皆さんの手で、ぜひ日本を、不況の闇から救い出してください」(本書より)

 

【目次】

序章 現代の買物の7割は衝動買い
第1章 衝動買いする顧客を科学する
第2章 需要を創造する売場をつくる
第3章 「衝動買いマネジメントの上級店」に学ぶ
第4章 需要創造マネジメントのケーススタディ

 

夫婦、この不思議な関係:曽野綾子 - 私の人生に影響を与えた本 vol.0190

 

【投稿者】

40代 女性

【人生に影響を与えた理由】

私は自分の両親の不仲は自分が原因なのだと思い続けて、いつも自分を責めてきました。結局子供が独立してから両親は離婚して、父と私、母と私の関係は良好です。それでも私には「自分は不仲な家庭で育った子」という負い目があって、自分が結婚してからも子供が生まれてからも、自分の家族の在り方に自信が持てずにいました。でも曽野さんのご両親の関係、ご両親と曽野さんの関係の引用を読んでいると、私と似たような状況が多々あり、曽野さんが私が今まで表に出さなかった考え方を実に明確に表現してくれており、自分に自信が持て、妻としても母としても恥ずかしくなくなりました。

【内容】

結婚生活ほど理不尽なものはない。だからこそ面白いのだ。夫婦とは、家庭とは、人生とは何かを、作家の透徹した目で描いた珠玉のエッセイ集。

曽野/綾子 1931(昭和6)年東京生まれ。作家、日本財団前会長。聖心女子大学英文科卒業。ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章したのをはじめ、日本芸術院恩賜賞ほか多数受賞

 

【目次】

五里霧中の出発
ロウヒールでダンスを
蟹は甲羅に似せて
のり餅とアベカワ
一枚の記念写真
娼家の光景
裏山の梅の香
奴隷の精神
浮気についての一考察
「寛大」ということ〔ほか〕

 

こうして、思考は現実になる:パム・グラウト - 私の人生に影響を与えた本 vol.0188

 

【投稿者】

40代 女性

【人生に影響を与えた理由】

今まで何となく潜在意識という言葉を聞いたことがありましたが、この本を読んでみて潜在意識や普段の意識の持ち方について詳しく書かれていました。引き寄せの法則にも当てはまることで、何気なく自分が勝手に浮かべる考えもまた現実化してしまうということは思ってもみないことでした。引き寄せというのは例えば悪いことを考えてると、それもまた現実に現れるということです。だから常に自分は今何を考えているのか、ということを常に自分で監視していかなくてはならないな、と思いました。これは人生哲学の本です。この本を読んでから実際に見える現実が変わってきたと思います。良い方向に変わってきたと思います。

【内容】

「思考は現実化する」と、聞いたことがある人は多いでしょう。 「引き寄せの法則? そんなの知っている」という人も、いるかもしれません。 ただ、あなたには、まだ小さな問題があります。 それは、「知っているだけで、実は信じていない」ということです。 本書では、思考は現実化することを、 あなたの人生で「体験」するための、9つの実験を紹介しています。 今までは「知る」ことしかできなかった法則を「体験する」ことで、 あなたの人生に、奇跡を起こすことができるのです。 ◆今まで、こんなふうに思っていた人は、ぜひ本書を読んでみてください! ・神さまは、正しいおこないをした人の願いだけをかなえる ・お祈りをすれば、願いがかなう ・努力をした人だけが、力を手に入れる ・瞑想をすると、願いがかないやすくなる ・願いをかなえるためには、思考をすっきりさせることが重要だ 願いをかなえるためには、上記のどれにも当てはまらない「法則」があります。 その法則を、9つの実験で体験しましょう。 そして、一度法則を知ってしまえば、あとは応用をするだけ。 さあ、本書を読んで、あなたも今すぐに 「ほんとうに、思考が現実化する人生」を手に入れてください。

 

【目次】

・21日間で欲しいものを何でも手に入れる方法
・エネルギーの力を証明してくれた「釘の奇跡」
・人生を変える「9つの実験」
・なぜ、あなたの願いはかなわなかったのか?
・FPに要求して24時間以内に私が手に入れたもの
・願うだけで、マーティンのギターを手に入れた!
・望みをかなえる人が、まったくやらないこと

実験1 宇宙のエネルギーの法則
実験2 フォルクスワーゲン・ジェッタの法則
実験3 アインシュタインの法則
実験4 アブラカタブラの法則
実験5 人生相談の法則
実験6 ハートブレイク・ホテルの法則
実験7 魔法のダイエットの法則
実験8 101匹わんちゃんの法則
実験9 魚とパンの法則

 

薫は少女:中島信子 - 私の人生に影響を与えた本 vol.0187

 

【投稿者】

40代 女性

【人生に影響を与えた理由】

この本の主人公の薫は大変体が弱く、10代後半で亡くなるのですが、成長していく過程での主人公のエピソードとともに、主人公や家族の心の葛藤も描かれているところが強く印象に残る作品でした。この作品は児童文学なので、読んでいた私自身が当時小学生だったのですが、重い内容の割には小学生にも分かりやすい文章と、共感しやすいエピソードで書かれています。そのため自分自身に投影しやすく、いつか訪れる「死」や、それまでにどう一生懸命に生きるかということに、幼いながらも真剣に考える機会を与えてくれた作品でした。

【内容】

今日嫁ぐことになっている姉・幸子(さちこ)の視点から、若くして亡くなった妹・薫を回想する形で綴られた作品である。昭和20年代から40年代にかけて、おてんばでありながらも誰にでも優しかった薫が元気に過ごしていた日々と、急病に冒されて亡くなるまでの日々が描かれている。
著者がこの作品を考え出した当時はベトナム戦争が日に日に激しさを増していたこともあり、単行本の後書きで「ベトナムの少年少女の死のかわりに薫の生と死を書いた」と語っている。また、北川千代賞の審査委員であった吉田としは「構成に多少の難」があると前置きした上で、「溌剌とした魅力のある主人公を造型し」たことで他の候補作を圧倒したこの作品に「少女小説の新しいタイプを見るように思い、すがすがしい感動をおぼえた。」[1]と評した。

薫は少女 - Wikipedia