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本で出会った素敵な言葉

引いたときに充実感がない - 本で出会った素敵な言葉 vol.0154

【投稿者】 40代 男性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 引いたときに充実感がない 【タイトル・著者】 立川談志「大笑点」 完全版 大笑点―二〇〇一、九、一六~二〇〇二、八、一八+二〇〇三、一、二 posted with ヨメレバ 立川 談志 竹…

自分の感受性くらい、自分で守れ。ばかものよ。 - 本で出会った素敵な言葉 vol.0153

【投稿者】 30代 女性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 自分の感受性くらい、自分で守れ。ばかものよ。 【タイトル・著者】 茨木のり子「自分の感受性くらい」 自分の感受性くらい posted with ヨメレバ 茨木 のり子 花神社 2005-05 A…

少年はそこで、膝を抱えて座っていた。何もない田圃だった。カカシと向かい合っていた。自分が作り、立てたものだった。 - 本で出会った素敵な言葉 vol.0152

【投稿者】 20代 女性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 少年はそこで、膝を抱えて座っていた。何もない田圃だった。カカシと向かい合っていた。自分が作り、立てたものだった。少年は目を瞑っている。優午はまだ喋らないのだろうか、…

だいたいあんたたちは、どこでもタクシーがきてくれると思ってるし、どこでもレストランがあると思ってるし、どうしようもなかったらだれかがすっとんできてなんとかしてくれるって信じてるんだ - 本で出会った素敵な言葉 vol.0151

【投稿者】 40代 女性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 「だいたいあんたたちは、どこでもタクシーがきてくれると思ってるし、どこでもレストランがあると思ってるし、どうしようもなかったらだれかがすっとんできてなんとかしてくれ…

部下の者を愛したまえ。ただそれとは彼らに知らさずに愛したまえ。 - 本で出会った素敵な言葉 vol.0150

【投稿者】 30代 女性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 部下の者を愛したまえ。ただそれとは彼らに知らさずに愛したまえ。 【タイトル・著者】 サン・テグジュペリ「夜間飛行」 夜間飛行 (光文社古典新訳文庫) posted with ヨメレバ …

悲しく貧しい人間とその精神は、悲しく貧しい家具に宿る、という新しい格言ができそうなくらい目の前に座る二人の若い女はこの店のソファーとテーブルに似合っている。マキはヴィトンのポシェットを持っているが、おれはコギャルがシャネルやプラダを欲しがるのが何となく理解できる。ブランド品に限らず本物は、持っていて悲しくなることはない。ブランド品ではない本物を見つけるのは難しいし、面倒で、センスを磨く訓練も必要だ。 - 本で出会った素敵な言葉 vol.0149

【投稿者】 30代 女性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 悲しく貧しい人間とその精神は、悲しく貧しい家具に宿る、という新しい格言ができそうなくらい目の前に座る二人の若い女はこの店のソファーとテーブルに似合っている。マキはヴ…

のうてんふぁいら、だよ、お前は。まるっきり、のうてんふぁいらだ。と言った。 - 本で出会った素敵な言葉 vol.0148

【投稿者】 40代 女性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 中瀬は鼻先で嗤い、のうてんふぁいら、だよ、お前は。まるっきり、のうてんふぁいらだ。と言った。 【タイトル・著者】 吉田知子「脳天壊了(のうてんふぁいら)」 脳天壊了―吉…

いいか、祈ったりしては駄目だぞ。自分で乗り切ると根性をすえるんだ。誰も助けてはくれないぞ。生きるか死ぬかだ。 - 本で出会った素敵な言葉 vol.0147

【投稿者】 40代 女性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 いいか、祈ったりしては駄目だぞ。自分で乗り切ると根性をすえるんだ。誰も助けてはくれないぞ。生きるか死ぬかだ。 【タイトル・著者】 伊集院静「受け月」 受け月 (講談社文庫…

明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか? あなたの生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか? - 本で出会った素敵な言葉 vol.0146

【投稿者】 20代 女性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか? あなたの生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか? 【タイトル・著者】 伊坂幸太郎「終末のフール」 終末のフール (…

「降ります、降りまーす。道明けてくださーい。早く降りたいんですーっ。」と大あわてで坂を下りようとする。 - 本で出会った素敵な言葉 vol.0145

【投稿者】 40代 女性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 「降ります、降りまーす。道明けてくださーい。早く降りたいんですーっ。」と大あわてで坂を下りようとする。 【タイトル・著者】 群ようこ「四天王寺のカメ(短編集「それなり…

そしてねこは、もう生まれかわることはありませんでした - 本で出会った素敵な言葉 vol.0144

【投稿者】 20代 女性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 そしてねこは、もう生まれかわることはありませんでした。 【タイトル・著者】 佐野洋子「100万回生きたねこ」 100万回生きたねこ (講談社の創作絵本) posted with ヨメレバ 佐…

愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです - 本で出会った素敵な言葉 vol.0143

【投稿者】 20代 女性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです 【タイトル・著者】 湊かなえ「告白」 告白 posted with ヨメレバ 湊 かなえ 双葉社 2008-08-0…

人生の中で起きることは、すべて「学び」であり、そこから教えを得たものは「不幸」ではなく、「成長」していくきっかけをつかむのです - 本で出会った素敵な言葉 vol.0142

【投稿者】 30代 女性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 人生の中で起きることは、すべて「学び」であり、そこから教えを得たものは「不幸」ではなく、「成長」していくきっかけをつかむのです。 【タイトル・著者】 ワタナベ薫「自分…

本当に大切なものは目に見えない。 - 本で出会った素敵な言葉 vol.0141

【投稿者】 30代 男性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 本当に大切なものは目に見えない。 【タイトル・著者】 サン・テグジュペリ「星の王子さま」 星の王子さま (岩波少年文庫 (001)) posted with ヨメレバ サン=テグジュペリ 岩波…

五十歳を過ぎてからいくらか元気になり、信州の山々を歩くようになった。一歩一歩、山の奥に分け入ると、からだが周囲の自然と同化してゆくような気がしてくる。「わたし」がかぎりなく希薄になり、木々の香や風がからだを通り抜けてゆく。腹が減る。おにぎりを喰う。また歩く。腹が減る。「わたし」はたったそれだけの者になる。 - 本で出会った素敵な言葉 vol.0140

【投稿者】 40代 男性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 五十歳を過ぎてからいくらか元気になり、信州の山々を歩くようになった。一歩一歩、山の奥に分け入ると、からだが周囲の自然と同化してゆくような気がしてくる。「わたし」がか…

自らの魂を売り払うほどに自分を愛したという事実だけは、いつか伝わってくれればいいと思う - 本で出会った素敵な言葉 vol.0139

【投稿者】 40代 女性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 その後、私たちは父親の選んだ絵葉書を、おフウに届けた。おそらく彼女が父親の秘密を理解することは、しばらくは無理かもしれないが、自らの魂を売り払うほどに自分を愛したと…

ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達よりも、 ひとりでいても怖くないと思わせてくれる何かと出会うことのほうが、うんと大事な気が、今になってするんだよね - 本で出会った素敵な言葉 vol.0138

【投稿者】 40代 女性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 私はさ、まわりに子どもがいないから、成長過程に及ぼす影響とかそういうのはわかんない。けどさ、ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達よりも、 ひとりでいても怖く…

前に死ねなかった蝉の話したの、あんた覚えてる? - 本で出会った素敵な言葉 vol.0137

【投稿者】 40代 女性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 前に死ねなかった蝉の話したの、あんた覚えてる?七日で死ぬよりも、「八日目に生き残った蝉の方がかなしい」ってあんた言ったよね。 私もずっとそう思ってたけど、それはちがう…

たまいれ たった一ど はいった たまを こころが なんども おもいだす 五ども 十ども はいったみたい - 本で出会った素敵な言葉 vol.0136

【投稿者】 40代 女性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 たまいれ たった一ど はいった たまを こころが なんども おもいだす 五ども 十ども はいったみたい 【タイトル・著者】 まどみちお「人生処方詩集」 まど・みちお 人生処方詩集…

原稿には、わざと省いておきましたが、表題は「人間椅子」とつけたい考えでございます。では、失礼を顧みず、お願いまで。 - 本で出会った素敵な言葉 vol.0135

【投稿者】 20代 女性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 原稿には、わざと省いておきましたが、表題は「人間椅子」とつけたい考えでございます。では、失礼を顧みず、お願いまで。 【タイトル・著者】 江戸川乱歩「江戸川乱歩傑作集」 世…

理屈をこねずに働こう。人生を耐えられるものにするにはこれしかありません。 - 本で出会った素敵な言葉 vol.0134

【投稿者】 20代 男性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 理屈をこねずに働こう。人生を耐えられるものにするにはこれしかありません。 【タイトル・著者】 ヴォルテール「カンディード」 カンディード (光文社古典新訳文庫) posted wit…

国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった - 本で出会った素敵な言葉 vol.0133

【投稿者】 10代 男性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。 【タイトル・著者】 川端康成「雪国」 雪国 (新潮文庫 (か-1-1)) posted with カエ…

あなた、なにをこわがっているの? - 本で出会った素敵な言葉 vol.0132

【投稿者】 30代 女性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 あなた、なにをこわがっているの? と、コーチ パンチをくらわしたくてたまらなかった うむをいわせぬその口調 おしつけがましく、おせっかい でもパンチはひっこめて かわりに…

彼女は突然、僕の人生に飛び込んできたんだ。比喩じゃなくて、文字通り飛び込んできたんだ - 本で出会った素敵な言葉 vol.0131

【投稿者】 30代 男性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 「彼女は突然、僕の人生に飛び込んできたんだ。比喩じゃなくて、文字通り飛び込んできたんだ。」 【タイトル・著者】 金城一紀「対話篇」 対話篇 posted with ヨメレバ 金城 一…

そろそろ桜からは自由になりたいとおもうけれど今年もやっぱり桜の花に見とれてしまう - 本で出会った素敵な言葉 vol.0130

【投稿者】 30代 男性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 そろそろ桜からは自由になりたいとおもうけれど今年もやっぱり桜の花に見とれてしまう 【タイトル・著者】 谷郁雄「自分にふさわしい場所」 自分にふさわしい場所 posted with …

あきらめたら、そこで試合終了ですよ…? - 本で出会った素敵な言葉 vol.0129

【投稿者】 20代 女性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 あきらめたら、そこで試合終了ですよ…? 【タイトル・著者】 井上雄彦「スラムダンク」 スラムダンク (1) (ジャンプ・コミックス) posted with ヨメレバ 井上 雄彦 集英社 1991-…

りょ呂布だ― - 本で出会った素敵な言葉 vol.0128

【投稿者】 20代 男性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 りょ呂布だ― 【タイトル・著者】 「三国志演技」 【その言葉が好きな理由・感動した理由】 昔の三国志の中でも一番の武勇を誇っていた呂布がほかの敵兵にとって恐怖の象徴となっ…

広い世界を見るんだ - 本で出会った素敵な言葉 vol.0127

【投稿者】 20代 女性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 広い世界を見るんだ 【タイトル・著者】 金城一紀「GO」 GO posted with ヨメレバ 金城 一紀 講談社 2000-03-30 Amazon Kindle 【その言葉が好きな理由・感動した理由】 迷いな…

しかし、しかし君、恋は罪悪ですよ。わかっていますか? - 本で出会った素敵な言葉 vol.0126

【投稿者】 20代 女性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 しかし、しかし君、恋は罪悪ですよ。わかっていますか? 【タイトル・著者】 夏目漱石「こころ」 こころ (新潮文庫) posted with ヨメレバ 夏目 漱石 新潮社 2004-03 Amazon Kin…

ほがらかとは、恐らくは、 悲しい時には悲しいだけ 悲しんでられることでせう? - 本で出会った素敵な言葉 vol.0125

【投稿者】 20代 女性 【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 ほがらかとは、恐らくは、 悲しい時には悲しいだけ 悲しんでられることでせう? 【タイトル・著者】 中原中也「汚れつちまつた悲しみに」 汚れつちまつた悲しみに…―中原中也詩集…