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「うそばっかり」送ったばかりのメールをぼんやり眺めながら言った。 - 本で出会った素敵な言葉 vol.0181

本で出会った素敵な言葉 小説 30代 女性 有川浩

 

【投稿者】

20代 女性

【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】

「うそばっかり」送ったばかりのメールをぼんやり眺めながら言った。

 

【タイトル・著者】

有川浩「レインツリーの国」

 

【その言葉が好きな理由・感動した理由】

聴覚障害のある自分に優しく悪いところはしっかり叱ってくれる伸からのメールにたくさんの感情を持ち、たくさん伝えたい思いがあるのに、素直になれずおくった可愛くない返信。自分でわかっているのに、メールを書きながら素直じゃないことを気づいてるのに結局メールが来て素直におもった感情をひとつも伝えず、返信をしてしまったその気持ちが切ないと思います。でも。素直な感情じゃないと気付けたことはひとみにとって成長だと思うし、そんな気持ちを伸は気づき、優しく諭してくれるのがとても感動しました。

【本の内容】

きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメールの交換。共通の趣味を持つ二人が接近するのに、それほど時間はかからなかった。まして、ネット内時間は流れが速い。僕は、あっという間に、どうしても彼女に会いたいと思うようになっていた。だが、彼女はどうしても会えないと言う。かたくなに会うのを拒む彼女には、そう主張せざるを得ない、ある理由があった―。