読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

本棚

本や映画の情報サイト

だいたいあんたたちは、どこでもタクシーがきてくれると思ってるし、どこでもレストランがあると思ってるし、どうしようもなかったらだれかがすっとんできてなんとかしてくれるって信じてるんだ - 本で出会った素敵な言葉 vol.0151

 

【投稿者】

40代 女性

【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】

「だいたいあんたたちは、どこでもタクシーがきてくれると思ってるし、どこでもレストランがあると思ってるし、どうしようもなかったらだれかがすっとんできてなんとかしてくれるって信じてるんだ。おなかってのはいつもいっぱいであたりまえで、のどがかわいたら自動販売機を捜せばいいと思ってる」

 

【タイトル・著者】

角田光代「キッドナップ・ツアー」

 

【その言葉が好きな理由・感動した理由】

今、よく言われている自分で考える力って、こういうことじゃないかなって思います。現実にこういう状況を体験していなくても、疑似的に考える時間を設けたり、みんなで考える時間があれば、もう少し周りの人の、社会の有難さに気付けるのではないかとこの一文が好きになりました。実際、キャンプに行った先で、車で1時間ほど街にでないと食料を売ってる店がなかったり、お風呂に入れなかったこともあります。原点に戻って、考える一文だと感動しました。

【本の内容】

私はおとうさんにユウカイ(キッドナップ)された! 私の夏休みはどうなっちゃうの!? 五年生の夏休みの第一日目、私はユウカイ(=キッドナップ)された。犯人は二か月前から家にいなくなっていたおとうさん。だらしなくて、情けなくて、お金もない。そんなおとうさんに連れ出されて、私の夏休みは一体どうなっちゃうの? 海水浴に肝試し、キャンプに自転車泥棒。ちょっとクールな女の子ハルと、ろくでもない父親の、ひと夏のユウカイ旅行。私たちのための夏休み小説。