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みんな違って、みんないい - 本で出会った素敵な言葉 vol.0110

 

【投稿者】

50代 女性

【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】

みんな違って、みんないい。

 

【タイトル・著者】

金子みすず「わたしと小鳥とすずと」

 

【その言葉が好きな理由・感動した理由】

世の中にはいろいろな人がいます。障害のある人・シングルマザー・セクシャルマイノリティー・不登校してる人などなど。世間で「普通」といわれる線から少しずれている人。私にも、少しずれている要素はいろいろあります。少しずれている要素を、カミングアウトできなくて苦しんでいる人も沢山います。みんなが、少しずれていることを認め合い、「みんな違って、みんないい」ということが当然だと思うようになれば、生きやすい優しい社会になると思います。

【本の内容】

1984年2月に『金子みすゞ全集』を出版して、金子みすゞは現代に甦りました。この年の3月10日、みすゞの命日に全集の出版記念会が故郷長門市で行なわれ、その席上、子どもたちのために選集をという要望が出されました。そこで生まれたのがこの童謡集です。「大漁」「わたしと小鳥とすずと」「星とたんぽぽ」「こだまでしょうか」をはじめ球玉の60編を読みやすくまとめたこの選集は、子どもだけではなく、大人にも、みすゞの入門書として愛読され続け、発売27年目の2011年4月の版で100刷を迎えました。