本棚

本や映画の情報サイト

夜はよもがすら泣きかなしんでも、朝と共に喜びがくる - 本で出会った素敵な言葉 vol.00096

 

【投稿者】

30代 女性

【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】

夜はよもがすら泣きかなしんでも、朝と共に喜びがくる。

 

【タイトル・著者】

モンゴメリ「アンの愛情」

 

【その言葉が好きな理由・感動した理由】

アンのギルバートへの気持ちが初めて分かった瞬間だからです。アンとギルバートはこれまで仲のよい友人として長い間過ごしてきた。ある時、ギルバートが腸チフスで死にかかっているということを知ったアンは、一人部屋に閉じこもり、人生という黙示録を知った。この時、アンはいかにギルバートを好きであり、お互いを必要としているのか、悟ったのである。この一文は、ギルバートが病気から回復し一命をとりとめたと知ったときの、アンの一言である。とても感動的な瞬間でした。

【本の内容】

念願かなって大学生になったアン。希望にもえて学生生活を続けるアンが、ギルバートとの真実の愛にめざめていく姿を描く。