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明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか? - 本で出会った素敵な言葉 vol.00023

 

【投稿者】

20代 女性

【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】

明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?

 

【タイトル・著者】

伊坂幸太郎「終末のフール」

 

【その言葉が好きな理由・感動した理由】

この一文のあとに、「あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」と続きます。ハッとさせられました。なんとなく毎日を生きて、なんとなく一日を終える日々の中で、「いつかできたらいいけど」「いつか機会があればやってみたいけど」と思うことをやり逃していることに、そしてこのままではきっと一生その機会は来ないことに気が付きました。私の生き方はいくつまで生きるつもりの生き方なんだろう、と日々思い返して生きるようにしています。

【本の内容】

八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きることの意味を知る物語。