たとえ十種の病気持ちでも 運は天に任せて、 できる限りおしゃれもして この人生を楽しみたい。 - 本で出会った素敵な言葉 vol.00020
【投稿者】
40代 女性
【本で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】
たとえ十種の病気持ちでも 運は天に任せて、 できる限りおしゃれもして この人生を楽しみたい。
【タイトル・著者】
やなせたかし「明日をひらく言葉」
【その言葉が好きな理由・感動した理由】
アンパンマンでおなじみ、やなせたかし先生は2013年10月に94歳でお亡くなりになられました。 亡くなる直前まで精力的にマスコミに出られ、制作活動もされていて、お元気だなあと思っていたのですが、実はご病気もされていたとの事。 テレビで見かける先生は、いつも笑顔で背筋をシャンと伸ばして、、カラフルでおしゃれな洋服や帽子を身に着け、素敵でした。 今思うと、かなり体もお辛い状態だったのではないでしょうか? そんな中、先生は天に与えらた命を最後の最後まで輝かせて、人生をまっとうしようとしていたのですね。 私自身も年を取り、いつか人生が終わります。 人生、思うようにいかず、暗い気持ちになることもあると思います。 でも、先生のように、できるだけ明るく前を向いて、人生を楽しむことを忘れずにいたい。 そんな気持ちにさせてくれる一節です。
【本の内容】
「アンパンマン」「てのひらを太陽に」の父、やなせたかし。幼少期は劣等感に悩み、戦争も経験、作品がブレイクしたのは七十歳手前と、その人生は順風満帆ではなかったという。逆境でも希望を胸に前へ進んできた彼の言葉からは、生きることのよろこびがビシビシと伝わってくる。本書では心に刺さるやなせ氏の言葉を精選。忘れかけていた大切なものが、きっと見えてくる一冊。