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ライフ・イズ・ビューティフル - 私の人生に影響を与えた映画 vol.0169

 

【投稿者】

40代 女性

【人生に影響を与えた理由】

史実として知っていたナチスによるユダヤ人迫害について、なぜそのようなことになったのか、人はどうしたらそこまで残酷になれるのか、非常に疑問で強い関心を持っていました。この映画は迫害された側の視点でしたので、なぜ、どうしたらという点についてはフォーカスが当たりませんでした。しかし、ホロコーストに入れられてなお、子供へ恐怖心を持たせないために、これはお芝居だと演じている姿、親というものはここまで強くなれるものなのかと、衝撃を受けました。当時独身でしたが、今までの親の言動なども思い返し、守るものがある人間は心から優しく、やさしさには強さが必要だと、こころに強くささりました。強く優しい大人になりたい、なろうと、自分を戒めていきています。

 

【内容】

イタリアを代表する喜劇俳優、ロベルト・ベニーニが監督・脚本・主演を務め、数多くの映画賞を受賞した感動ドラマ。第2次大戦時の強制収容所。ユダヤ系イタリア人のグイドは、息子・ジョズエのためにある嘘を吐く。

ナチスの強制収容所に入れられながらも、人間性を失うことなく絶望を乗り越えていく男の姿を描いた感動作。ロベルト・ベニーニ監督、脚本、主演、共演にニコレッタ・ブラスキ、ジョルジオ・カンタリーニほか出演。