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es - 私の人生に影響を与えた映画 vol.0167

 

【投稿者】

30代 男性

【人生に影響を与えた理由】

当時、映画を見終えて劇場から出たときに、周りから「最悪だった」という声がとても多く聞こえてきました。私自身、あんなに人間模様が表に出ている映画を見たことがなかったので、とても良い作品だと感じていました。自分自身への影響としては、人間は立場や権力を持つことで、その人自身が弱くなってしまったり、立場の弱い人間に対する態度が思いっ切り変わってしまうものだと感じ、もしこれから自分が何らかのかたちで立場を持たせてもらった時には、かなり気を付けて人と接していかなければならないと考えさせられました。映画自体も実話を基にした内容という事なので、人間の奥底には本当にそういった側面があるという事です。

 

【内容】

新聞広告で集められた被験者を「看守役」と「囚人役」に分け、模擬刑務所で生活をさせる…。アメリカの大学で実際に行われた実験を題材に描く、スリリングなドイツ映画。元記者の主人公が、起死回生のネタとして被験者に応募し、実験を記事にしようとする。しかし、実験に参加する前から、彼の身に奇妙なできごとが連続。そして、実験に参加した彼が体験したものとは? 「役割」を与えられた人間の心理が無意識のうちに変化していく過程は、予想どおりの展開とはいえ背筋が凍る。自分が同じ立場になったら…というリアルな恐怖を体感させられるのだ。囚人に課せられた厳しいルールと、それに反したときの罰則もショッキング。主演は『ラン・ローラ・ラン』で知られるモーリッツ・ブライプトロイで、自分の精神がコントロールできなくなっていく記者の姿を迫真の演技でみせる。(斉藤博昭)

監督: オリバー・ヒルツェヴィゲル 脚本: マリオ・ジョルダーノ 撮影: ライナー・クラウスマン 美術: ウリ・ハニッシュ 衣裳: クラウディア・ボブジン 出演: モーリッツ・ブライプトロイ/クリスティアン・ベッケル/オリヴァー・ストコフスキー/ユストゥス・フォン・ドーナニー/ティモ・ディールケス/ニッキ・フォン・テンペルホフ/アントアーヌ・モノ/メラン・エッゲルト