本棚

本や映画の情報サイト

典子は、今 - 私の人生に影響を与えた映画 vol.0160

 

【投稿者】

40代 女性

【人生に影響を与えた理由】

小学生の時に観た映画で、とても記憶に残っています。 サリドマイドの影響で、生まれつき両手がなかった典子さん本人が出演した映画でした。 両手がない事を不便に感じさせる事が全くなく、両足で全ての事をこなしてる姿は、すごいな~としか言い様がありませんでした。 コップの水を飲んだり、まな板で野菜を刻んだり、ミシンを使ったりと、その姿に釘付けでした。 一番驚いたのが、海に飛び込んで泳いだシーンです。 溺れる事もなく、きれいに泳いでいた姿は感動すら覚えました。 この映画に出会えた事で、何事にも諦めない信念を持つことが出来たと思います。

 

【内容】

『典子は、今』は、1981年制作の日本映画。松山善三監督。松山の妻で元・女優の高峰秀子が助監督として参加している。 実在のサリドマイド病患者・白井のり子の半生を描いたセミ・ドキュメンタリー的な映画で、白井が本人役で主演している。身体障害者の社会参加を力強く訴えた作品として注目された。