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ジョゼと虎と魚たち:田辺 聖子 - おすすめの恋愛小説 vol.0079

 

【おすすめの恋愛小説】

田辺 聖子「ジョゼと虎と魚たち」

 

【おすすめの理由】

ジョゼと虎と魚たちは映画化された田辺聖子の小説です。小説を進めるのに映画の話から入るのは失礼かもしれませんが、映画からこの物語に入りました。障碍者のヒロインと普通の大学生が恋に落ちていくお話と現実問題として健常者は障碍者とどの様に付き合っていかなければならないのかを問うようなストーリーになっていました。自分は男性なので当然男性目線でこの映画を見た時にとても考えさせられて切ない思いをしたことを覚えています。その後にこのストーリーの原本を読んだ時に少し救われた気がしました。ヒロインと主人公の恋愛だけが描かれていてあまり自分が嫌だなと思うようなところも出てこなくて、願っていたストーリーだからでした。好きな人と一緒にいるってことが幸せなんだと感じたお話でした。

【本の内容】

足が悪いジョゼは車椅子がないと動けない。ほとんど外出したことのない、市松人形のようなジョゼと、大学を出たばかりの共棲みの管理人、恒夫。どこかあやうくて、不思議にエロティックな男女の関係を描く表題作「ジョゼと虎と魚たち」。他に、仕事をもったオトナの女を主人公にさまざまな愛と別れを描いて、素敵に胸おどる短篇、八篇を収録した珠玉の作品集。

 

【投稿者】

30代 男性