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まだ見ぬホテルへ:稲葉なおと - 思わず旅に出たくなる本 vol.0054

思わず旅に出たくなる本 旅・旅行・紀行文 エッセイ・随筆 40代 女性

 

【思わず旅に出たくなる本】

稲葉なおと「まだ見ぬホテルへ」

 

魅惑のホテルを舞台にした31編の旅物語。 建築プロデューサーを志す「僕」は、通勤中の交通事故で入院したことをきっかけに、それまで勤めていた設計事務所を辞めることを決意する。将来の夢は「究極の空間」を設計すること。そのためには、若いうちに外国の一流建築を見て回りたい。世界各地の「憧れのホテル」に泊まって、ゲストの心を掴む秘密を知りたい…。 そんな想いを抑えきれず、二十代の後半からしばしば貧乏旅行に出るようになった。相棒は、愛用の一眼レフのカメラ。 ニューヨークでは、フィットネス・センターで大男を激怒させて大ピンチ(「ジョン・ポートマン」)、フェニックスでは、ホテルの駐車場に寝泊まりしてゲストになりすます(「フェニックスの寝床」)。その後も、インドのシュリナガルでは、ボートホテルの料理の秘密を知ってショックを受け(「湖上の選択」)、エジプトのアスワンでは、老婦人が紹介してくれる友人に下心をふくらませる(「ミミ」)。そして、イタリアのサン・ジャミーノで出会った少年が教えてくれた「ブラウニーの伝説」とは……!?(「ブラウニーの棲むところ」) 笑いと歯ぎしりが満載!! 眠るのがモッタイナイ、魅惑のホテルを舞台にした31編の旅物語。

 

【思わず旅に出たくなる理由】

この本は著者があこがれのホテルに宿泊するために旅に出る本です。ご本人の撮影によるフォトもすばらしく、 このホテルに宿泊してみたい!と思い宿泊こそしなかったものの、実際にホテルを訪れ、朝食をいただいたり しました。この本に出てくるホテルはツアーではなかなか宿泊しない穴場のホテルや普通にビジネスマンが出 張で宿泊するようなホテルがあったりと様々なホテルが出てきます。著者のエピソードもくすっと思わず笑っ てしまうエピソードもあり、それぞれのホテルがとても魅力的に書かれています。旅にでる=観光するという 、いままで当たりまえと思ってきたことが、ホテルに泊まるために旅に出るというある意味贅沢な旅の話が詰 まった1冊です。


【目次】

真夜中の記念写真(USA/ホノルル)
クッサバーナ、クッサバーナ(エジプト/アレキサンドリア)
フェニックスの寝床(USA/フェニックス)
至福のとき(インドネシア/ビンタン島)
サウスビーチの美容師(USA/マイアミビーチ)
踊るベルマン(USA/ロサンゼルス)
湖上の選択(インド/シュリーナガル)
ミミ(エジプト/アスワン)
ジョン・ポートマン(USA/ニューヨーク)
黄昏のギザ(エジプト/ギザ)〔ほか〕

 

【投稿者】

40代 女性

 

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