本棚

本や映画の情報サイト

アヒルと鴨のコインロッカー:伊坂幸太郎 - 私の人生に影響を与えた本 vol.0139

 

【投稿者】

20代 女性

【人生に影響を与えた理由】

大学の友達に勧められて読みました。自分はこの本を読むまで、マンガや子供向けのファンタジー小説しか読めなかったのですが、個性的な登場人物と深まる謎に夢中になり、あっという間に読んでしまいました。伊坂氏が書く小説は、普段あまり本を読まない人にとっても読みやすい内容になっているのが魅力です。「アヒルと鴨のコインロッカー」を読み終えた後で、彼の小説をたくさん読みました。この本がきっかけで、マンガやファンタジー以外の書籍を読むようになり、お気に入りの本を友達に紹介できるまでになりました。幅広いジャンルの本を読むようになったのは、この本のおかげです。

【内容】

第25回(2004年) 吉川英治文学新人賞受賞


「一緒に本屋を襲わないか」大学入学のため引越してきた途端、悪魔めいた長身の美青年から書店強盗を持ち掛けられた僕。標的は、たった一冊の広辞苑――四散した断片が描き出す物語の全体像とは? 清冽なミステリ。