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最後の恐竜:J. マーフィ / 小さい魔女:オトフリート・プロイスラー - 私の人生に影響を与えた本 vol.0062

 

50代 女性

 

私が小学生の頃誕生日に買ってもらった本で、繰り返し何度も何度も読んだ本が2冊あります。「最後の恐竜」と「小さな魔女」です。タイトルを見て選んだので、中身はどんな内容かわからずに買ってもらいました。夜寝る前に本を読むのが習慣になっていたので、新しい本にワクワクしながら読んでいました。内容的には「最後の恐竜」も「小さな魔女」も最後は独りぼっちになってしまう、と云った内容でした。私は小さい頃から「少し変わった子」と言われてきました。その少し一般的なところから外れてしまった「恐竜」と「魔女」に心を通わせていました。当時の私は本の中に友だちがたくさんいました。「少し変わっている」と言われてもそれはそれで構わないのだ、と思わせてくれていたのだと今さらながら思っています。

 

恐竜は、1億4000万年以上ものあいだ、地球を支配していた。恐竜はいたるところに住んでいた。それから、突然恐竜たちは死にはじめ、一種族、また一種族と永久に姿を消していった。この物語は、最後に残った恐竜たちにどんなことがあったのかを、想像してえがいている。物語は、6500万年前、恐竜時代の終わりの、ある夜明けから始まる。

 

 

127歳のしんまいの魔女がいました。この魔女は、気のいい魔女で、よい魔女になろうと修業にはげみ、あの手この手の魔法を使います。でも失敗ばかり…。無邪気でそそっかしい小さい魔女の、明るくてユーモラスな物語。