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植物図鑑:有川浩 - おすすめの恋愛小説 vol.0096

 

【おすすめの恋愛小説】

有川浩「植物図鑑」

 

【おすすめの理由】

イツキのセリフにとてもキュンとしてしまいます。読んでいるうちに、自分も主人公と一緒にイツキに恋をしているような感覚になりました。それほどにキュンとして、そして途中ハラハラしたり切なくなってしまったりしました。主人公にも共感しやすいのもおすすめの理由のひとつです。作中に登場する、植物を使った料理は私も食べてみたいなと思いました。すごく美味しそうで、想像するだけで楽しかったです。何回も読み返したくなる作品です。

【本の内容】

お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。噛みません。躾のできた良い子です――。思わず拾ってしまったイケメンは、家事万能のスーパー家政夫のうえ、重度の植物オタクだった。樹という名前しか知らされぬまま、週末ごとにご近所を「狩り」する、風変わりな同棲生活が始まった。とびきり美味しい(ちょっぴりほろ苦)“道草"恋愛小説。レシピ付き。

 

【投稿者】

20代 女性

 

レインツリーの国:有川浩 - おすすめの恋愛小説 vol.0095

 

【おすすめの恋愛小説】

有川浩「レインツリーの国」

 

【おすすめの理由】

レインツリーの国は聴覚障害者のひとみと健常者の伸の恋の物語です。障害を扱った小説というと、内容が難しかったり、重かったり、またはむやみに感動させようとする物語というイメージがあるかもしれませんが、この小説は全く違います。有川さん特有の甘くて爽やかで軽やかな恋愛が、障害という難しさや重みを包んでいて、とても軽やかでぐいぐい読めてしまう作品です。しかし、それは障害を軽く描いているという訳ではありません。聴覚障害の分類などについて詳しく書いていたり、障害者の気持ちを丁寧に描写していて、有川さんの「聴覚障害について知って欲しい」という気持ちがよく伝わってきます。この小説は障害と恋愛という二つの土台がとてもバランスよく描かれているのです。この小説を読むと、障害というコンプレックスを持つゆえに恋をしたいのに奥手で臆病、そして時に卑屈にまでなってしまうひとみの姿に切なさを感じ、同時にそんな彼女を受け入れながらも、少しずつ変わっていこうと背中を押す伸の頼もしさにトキメキます。また、二人の出会い方も格別です。「大切な思い入れのある本を介してふたりが出会う」という出会い方は、本好きにとってみたらたまらない、正しく夢のような物語ではないでしょうか。また、この本の特徴の一つは、この小説単体でも完成していますが、実はこの本は図書館戦争シリーズとも深い関係があるということです。実はこの本は図書館戦争シリーズ第2巻の中に登場する本なのです。そのため、この本を読んで好きになった人は、きっと図書館戦争シリーズも読みたくなるでしょう。この本は有川さんのそのようなセンスの光る、読書欲をかきたててくれる作品なのです。

【本の内容】

きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメールの交換。共通の趣味を持つ二人が接近するのに、それほど時間はかからなかった。まして、ネット内時間は流れが速い。僕は、あっという間に、どうしても彼女に会いたいと思うようになっていた。だが、彼女はどうしても会えないと言う。かたくなに会うのを拒む彼女には、そう主張せざるを得ない、ある理由があった―。

 

【投稿者】

20代 女性

 

イニシエーション・ラブ:乾くるみ - おすすめの恋愛小説 vol.0094

 

【おすすめの恋愛小説】

乾くるみ「イニシエーション・ラブ」

 

【おすすめの理由】

この小説は「萌え」や「胸キュン」などを楽しむ小説ではありません。しかし、最後の数行で物語の全てがひっくり返る、という読書好きならぜひとも体感してほしい経験ができる本です。この物語は男性視点で進みますが、拙い愛のやりとりや恋の駆け引きなど、恋愛小説としても作者の巧みな技術がふんだんに使われていて、女性ながら男性にも共感でき楽しみながら読むことができます。最後に、この本に関してよく言われる注意を書いておきます。「絶対に、途中で最後のページを見ないこと」。

【本の内容】

僕がマユに出会ったのは代打で出た合コンの席。 やがて僕らは恋に落ちて……。 「必ず2回読みたくなる」と評された驚愕のミステリー 2015年5月23日、全国東宝系にてロードショー! 監督:堤幸彦、出演:松田翔太、前田敦子、木村文乃他

 

【投稿者】

10代 女性

 

左岸:江國香織 - おすすめの恋愛小説 vol.0093

 

【おすすめの恋愛小説】

江國香織「左岸」

 

【おすすめの理由】

別々の人生を歩んできた二人の主人公が、再会し互いの変化に戸惑いながらもまた歩み寄ろうとする姿にもどかしいながらも感動しました。 恋多き、主人公の女性の生きざまは自分と共通するところがあり情熱的に人を愛し、傷つき、それでもまた人を愛する姿は人間の本質のようで心にぐっと刺さるものがあります。 江國さんらしい、細やかな情景描写はまるで目の前で映画を見ているかのようで物語にどんどん引き込まれていきます。冷静と情熱の間以来の辻仁成さんとの共同作品である点もファンとしては注目すべき一冊でした。

【本の内容】

仲の良い両親と、ふたつ上の兄・惣一郎、幼なじみの少年・九に囲まれ、福岡で育った茉莉。しかし惣一郎の死をきっかけに、幸せな子供時代は終りを告げる。兄の面影を胸に、茉莉は17歳で駆け落ちし、東京へ向う。男たちとの出会いと別れ、九との再会を経てめぐりあったのは、このうえない幸福と、想像もつかないかなしみだった―。辻仁成と組んで放つ、愛を求めて流れゆく男女の物語。

 

【投稿者】

20代 女性